自分たちの教室を、自分たちの手で、学びやすく、過ごしやすくするという取り組み。
「どんな教室で過ごしたい?」を先生も含めてみんなで考えて空間を実際にデザインしていきます。学年や学期の初めに取り組むことで、言葉で伝えるよりもずっと「この場をつくるのは君たちだよ」というメッセージも伝わりそうです。
畳を敷いたり、クッションを置いたり、図書コーナーを作ったり、収納スペースを工夫したり。楽しそう!
コピー機やパソコンを自分たちで使えるようにしたり、自分たちがお知らせや呼びかけを貼れる掲示スペースをつくったり、文具コーナーをつくったり・・・というような「それ便利!」というアイデアもあったり。メダカやハムスターを飼いたい、というような声が出たり。。
▼例えば・・・実践者の岩瀬直樹さんの教室
(写真は岩瀬さんのブログからお借りしました)
▼本も出ています。
- 作者: 岩瀬直樹,有馬佑介・伊東峻志・馬野友之
- 出版社/メーカー: 学陽書房
- 発売日: 2017/03/15
- メディア: 単行本
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ちなみに、オランダで広がっているイエナプランでも、新学期になると、担任であるグループ・リーダー( 教員)と、クラスの子どもたちが共に話し合いながら、教室の内装を整えていきます。
この取り組みを実践されてきた岩瀬さんは、こんな風にブログで書かれています。
自分にとって居心地のよい場を自分でデザインできる。
そしてそれは自分も周りの人も笑顔にする。
これが大げさかも知れないけれど、
「どうすれば幸せになれるのか」を自分の手の中に取り戻す第一歩。
まず自分の身近からスタートする。
これが広がっていけばきっと学校、社会、につながっていくのだろうなあとも思います。
心から共感します。